インフラストラクチャーを
設計する

われわれの生活に欠かせない道路、下水道等のライフラインは、作る前にどこにどの程度の機能を持ったものが必要かを検討します。次に、関係機関と度重なる調整を踏まえ、工事のための設計計算及び設計図を作成し、工事の手順を考えることが不可欠です。
地下に作られる下水道や電線共同溝などは、目に触れることは少ないですが、生活を支える重要なライフラインです。
当社では、土木に精通した経験豊かな専門技術者が、工事をスムースに進め快適な生活に寄与すべく、ライフラインの設計に取り組んでいます。

インフラストラクチャーを
維持管理する

これまでに作られた道路、擁壁、橋梁、歩道橋や交通標識などのライフラインは、長年風雨にさらされると損傷や変状などで劣化し、機能が低下すると同時に、重大な事故につながる恐れがあります。わが国では、戦後の高度成長期に大量に作られ数十年の年月を経た上述のようなライフラインの中から、劣化が進んでいる箇所を調査で見つけ出し、補強や更新を実施しています。
当社では、橋梁や交通標識などの劣化の状況を調査し、補強や更新が必要な箇所を抽出し、必要な維持管理方法を提案することで、安全・安心な生活に寄与していきます。

生活環境を測定する
(環境計量)

生活環境とは、大気、騒音、振動、水質、臭いなどの項目をさします。
ライフラインの整備、工場での生産、ごみの焼却といった事業活動の中で、汚れた大気や水を排出し、騒音・振動、悪臭などが発生すること等があります。そこで、その現状の生活環境を把握するために、JIS、ISOなどに定められた手法、機器を用いて環境を測定していきます。
大気、水の排出、騒音・振動、悪臭などの項目は、法律や条例などでわれわれの生活や健康への影響の有無に関する規制基準がありますので、測定値と基準値の比較によって、事業主は対策の有無などの発生する可能性があります。
当社では、騒音・振動の調査について、環境計量証明事業の登録があります。

自然環境を調べる
(自然環境調査)

自然環境とは植物や動物、それらを合わせた生態系および自然景観などの項目をさします。
ライフラインの整備などによりその地域の土地の改変等がある場合、その地域の潜在的な自然環境の豊かさを把握するため、動物・植物・生態系及び自然景観について、適切な調査方法により調査を行い、その土地の自然環境の豊かさを調べます。
調査に当たっては、植物・哺乳類・鳥類・猛禽類・は虫類・両生類・陸上昆虫・クモ類・魚類・底生生物などの動物の各種類の名前を見極める能力(生物分類技能検定資格など)が必要となります。
また、環境省の外来種に対する情報などにも、敏感に対応しています。

環境の変化を予測する
(環境アセスメント)

私たちの生活にライフラインの整備は欠かせないものですが、ライフラインの整備に伴い、整備中(工事中)及び整備後(供用後)において、排気ガスや騒音等で、周辺の住民が不快な思いをしたり、土地の改変や用地の確保による植物の伐採などで緑が削られることがあります。
一般に新たなライフラインの整備などによって、その地域の自然及び生活環境にどのような影響を与えるか、環境の変化を予測することを環境アセスメントといいます。
環境アセスメントの手続きの中で、ライフラインの整備前に、回りの環境にどのような影響があるかを予測し、影響が避けられないと予測される場合には、防音措置や新たなみどりを創り出すなどの措置を取り、身の回りの環境を守っていくよう検討していきます

環境をまもり創り出す
(環境保全)

環境をできるだけ壊すことなく、私たちの社会が存続しつづけるためには、どうすればよいか?私たちの豊かな生活を支えるための道路、河川、下水道などのライフラインの整備は、時として環境に悪影響を与えてしまうことがあります。そのような様々な環境問題を解決するため、当社では専門的な知識を活用して現場に則した保全対策を考え、人と自然の共生、持続可能な社会を目指しています。また、開発と環境の調和を図るため、近年損なわれつつある日本古来の自然環境や動植物・生態系ついて、生物多様性保全の観点から、それらの保全・復元・再生・創出・管理に取り組んでいます。

インフラを維持管理する

主にコンクリートや鉄で作られたインフラ構造物は、長年風雨にさらされると劣化し機能を果たさなくなると同時に重大な事故につながる恐れがあります。
わが国では戦後の高度成長期に大量に作られた構造物が補強や更新を考えていくべき時期になっています。
当社では、構造物ごとに劣化の状況を調査し、補強や更新が必要な箇所を抽出し、必要な維持管理方法を提案することで、安全・安心な生活に寄与していきます。

インフラを設計する

道路、下水道等のインフラは、造る前に、まず、どこにどの程度の機能を持ったものが必要かを検討し、工事するための設計図を作り、工事の手順を考えることが不可欠です。
当社では、工事をスムースに進め、快適な生活に寄与すべくインフラを設計しています。
下水道や電線共同溝など主に地下に作られる構造物は目に触れることは少ないですが、生活を支える重要なインフラとして専門技術者が使命感をもって取り組んでいます。